フェイ・ヴァレンタイン
フェイ・ヴァレンタインは『カウボーイビバップ』に登場するギャンブラーで、スパイクやジェットと賞金首を追う人物。紫色の髪、黄色い衣服、赤い上着が特徴で、日本語版では林原めぐみが声を担当する。公式プロフィールに掲載される年齢は23歳、誕生日は8月14日。長期間の冷凍睡眠という設定があるが、年齢欄はそこから計算した値ではなく、公式の記載に従っている。 初登場は第3話のカジノを舞台とした事件。イカサマを得意とし、金銭への執着が強い一方、射撃や小型機の操縦も行う。愛機レッドテイルは、公式資料では重火器を搭載する垂直離着陸機とされ、バルカン砲とリボルバー式ガンランチャーを装備する。取引や駆け引きだけでなく、自分で追跡に出る行動力を持っている。 仲間と協力するばかりではなく、利益を独り占めしようとすることもある。第7話では賞金首を自分で捕まえようとし、第12話ではビバップ号の金庫の中身を持ち出して一行から離れる。こうした行動が、スパイクやジェットとの衝突や、その後の追跡のきっかけになる。 過去に触れる内容:フェイは冷凍睡眠から目覚めた際、それ以前の記憶を失い、多額の借金も背負っていた。第15話では目覚めた当時と弁護士ウィットニーとの関わりが語られ、第18話では届いた古いベータテープが少女時代につながる手掛かりとなる。第24話では映像に写るマーライオンを頼りに、エドと地球へ向かう。自分の来歴を取り戻そうとする探索が、賞金稼ぎの生活とは別の継続した物語になっている。 劇場版『天国の扉』では賞金首の追跡中にテロ事件の現場を目撃し、その映像が捜査の手掛かりになる。2021年のNetflix実写版ではダニエラ・ピネダが演じ、日本語吹き替えには林原めぐみが続投した。本稿の年齢や人物像はアニメ版を基準とする。 劇場版の捜査はフェイにとっても危険を伴い、ヴィンセントを追う途中で逆に捕らわれる。手掛かりを得る能力と、単独で先へ進む際の危うさの両方が描かれる。